白髪ぼかしハイライトとヤンキーハイライトの違い!?

今回の投稿はハイライトの太さに関する記事になります。
白髪ぼかしハイライトが世に広まりましたが、今までブリーチ材を使用する年代層の大半は10〜20代が多く、メッシュに始まりインナーカラーやフェイスフレーミングといったデザインカラー。ダブルカラーなどで多彩な色味を表現してきました。
白髪は若白髪の方も含め30代からメインは40〜50代以降のお客様が多い検索ワード上位です。
そんな中だからこそすでに経験されている方も多くいらっしゃると思います。
そこで最近あるのは

- 白髪がボケていない
- ヤンキーみたいな色になった
- 髪の毛が痛んだ
- 新しい毛が出てきたら普通に白髪が気になる
新たな悩みです…
なぜこんなことが起きるのか?
【白髪ぼかしハイライトで白髪がボケていない】
ハイライトを白髪率に合わせた量と場所に合っていない。&ハイライトの太さのデザイン
【ヤンキーみたいないろになった】
2回目のオンカラーでのブリーチの上にのせる薬剤選定。&ハイライトの太さのデザイン
【髪の毛が痛んだ】
薬剤選定やケア材などの的確な判断。一丸にブリーチと一言でいっても、ブリーチ力をコントロールしたり施術のやり方で時間差や再度塗布したり、髪の毛が濡れてる時に塗布するのか?ドライの状態で塗布するのか?
ダメージの原因は様々で今現在の髪の毛の体力をみての判断力。ダメージを意識しすぎて脱色のパワーが足りなければ髪の毛はオレンジ味が残るし、パワーが強すぎると髪の毛が最悪切れてしまう可能性もあります。
普段からのトリートメントやご自宅でのケア(ドライヤーをするなどを含め)体力をしっかり貯めておいて髪の毛と頭皮のコンディションを整えて薬剤に挑みましょう‼︎
【新しい毛が出てきて普通に白髪が気になる】
白髪ぼかしハイライトは伸びてきて新しい毛が(白髪)が出てきてもボケてるから気にしづらくなる!っというのがメリット♪
伸びてきた根元の白髪が気になるのは失敗。
白髪ぼかしハイライト時にしっかりと染めすぎてる!
ハイライトの太さコントロール。新しい毛との馴染みが悪い。
基本しっかり染めてしまうのは今までの白髪染めと同じで、白髪ぼかしハイライトはしっかり染め切らない、淡く染めるのがポイント。ボカしてる訳なのでしっかり染めない‼︎
色味が抜けてきたと同時に新しい毛が生えてきて、白髪に合わせて色が抜ける。
ここまでの条件下で【ハイライトの太さ】が原因の可能性が結構あります。
ハイライトが太めだと白髪もボケにくいしヤンキーみたいな感じにもなってしまう。
昔のメッシュは極太ハイライトでガッツリ入ってるのがギャルなどが流行っていたイメージです。
それを白髪ぼかしハイライトをした時に太めで染めてしまうとそれは違いますよね?
なぜ太く?
意外と美容師さんも太めで入れてる認識は薄いのではないでしょうか?
細くチップをとってハイライトを入れて、結果的に太くなっているマジック!?
これはお客様の毛流れにあります!
ハイライトの配列やセクションだけに意識を向けひたすら細くチップをとっていく!
ちょっとロボットの様な【作業】になってしまってます。
お客様の髪の毛はツムジから真っ直ぐ真下に向かって髪の毛が向かってるのではなく、髪の毛はツムジを起点に右流れや左流れ、もしくはツムジが2個や3個あり流れがいりみ立っています!
そうすると毛流れで集まってきてしまう箇所がハイライトが重なり太くなる。
頭は基本的に球体であり、凹んでるところもあったり、凹凸やカットのデザイン的には影になる箇所もあるでしょう。
よくカットの時は髪の毛を引き出し、頭に対して何度で引き出してカットすればレイヤーやグラデーションの落ちる毛を把握して毛流れをも計算して切ります。
それがカラーになると別の向きにしたり頭の形や毛流れを考えてなくハイライトを作業として作っていると、仕上げの時に見えてくるのが髪の毛の毛流れの収まる位置にハイライトが集まって太めのハイライトが出来上がる訳です。
いくら染める時にチップを細くとっても毛がよってたまってしまうと意味がなくなっちゃいますよね?

後は今回解説したお題を頭に入れ、お客様の何処にどの程度の白髪があってそれをどうボカしたいのか!?
参考にしてみてください^ ^
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