クセの種類別にプロが本当に気をつけている技術の話
クセ毛はなぜ「カット」で活かせるのか?
「クセ毛だから広がるのは仕方ない」
「クセ毛は縮毛矯正をかけないとまとまらない」
美容室で、こんな風に言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。
でも実は
クセ毛はカット次第で驚くほど扱いやすくなります。
逆に言うと、クセ毛の悩みの多くは
「クセそのもの」ではなく
カットがクセに合っていないことが原因です。
今回は
✔ なぜクセ毛はカットで活かせるのか
✔ なぜ同じクセ毛でも「まとまる人」と「広がる人」がいるのか
✔ プロがクセの種類ごとに本当に気をつけている技術
これを、できるだけ専門用語をかみ砕いて解説します。
そもそも「クセ毛」とは何なのか?
クセ毛とは簡単に言うと、
髪の毛1本1本がまっすぐ生えていない状態です。
原因は大きく3つ。
毛穴の形が歪んでいる 髪の内部の水分バランスが均一ではない 生え方・向きにクセがある
ここで大事なのは、
クセ毛=ダメな髪ではないということ。
クセ毛は
✔ ボリュームが出やすい
✔ 動きが出やすい
✔ パーマをかけたような立体感が出る
という「武器」を持っています。
問題は、その武器を
活かすカットになっているかどうかです。
なぜ「カット」でクセが活きるのか?
クセ毛の扱いが難しくなる最大の理由は、
長さと重さのバランスが合っていないこと
クセ毛は、
短すぎると → 跳ねる・膨らむ
重すぎると → うねりが暴れる
この「ちょうどいいポイント」を見極めるのが
クセ毛カットの本質です。
そしてもう一つ重要なのが、
削ぎ(すき)=軽くすれば良い、ではない
クセ毛に対して
「量が多いからすこう」
これは一番やってはいけない考え方です。
クセ毛は、
削ぎすぎるほど広がります。
理由は簡単で、
クセ毛は短い毛ほど動きやすいから。
だからプロは
「どこを軽くするか」ではなく
「どこを残すか」
を先に考えます。
【クセの種類別】プロが本当に気をつけていること
ここからが一番大事な部分です。
クセ毛と一言で言っても、
実は全然タイプが違います。
① うねりが大きい「波状毛タイプ」
特徴
S字のような大きなうねり
湿気で広がりやすい
表面がパサついて見えやすい
このタイプで気をつけるのは
表面を削がないこと。
表面を軽くすると、
うねりが表に出て
一気に広がって見えます。
プロがやるのは
✔ 表面は重さを残す
✔ 内側で長さの差をコントロール
✔ うねりが「重なって落ちる」長さ設定
結果
クセが「動き」に変わります。
② 細かく動く「捻転毛タイプ」
特徴
クルクル・チリつきやすい 乾燥しやすい まとまりにくい
このタイプは
長さ設定が命。
中途半端な長さにすると
毛先が自由に動きすぎて
爆発します!
プロは
✔ 動きが落ち着く長さまで残す
✔ 無理にすかない
✔ カットラインを曖昧にしすぎない
「クセを抑える」のではなく
クセの落ち着く位置まで導く
これがポイント。
③ 根元が暴れる「生えグセタイプ」
特徴
トップが割れる 前髪が浮く つむじが目立つ
実はこれ、
カットだけで改善できるケースが多いです。
プロが見るのは
✔ 毛流れ
✔ 生えている向き
✔ 分かれやすい方向
単に短くするのではなく、
重さの位置をズラす。
それだけで
毎日のセットが一気に楽になります。
「クセを活かすカット」と「誤魔化すカット」の違い
クセを誤魔化すカットは
ブロー前提 アイロン前提 スタイリング剤前提
一方、
クセを活かすカットは
何もしなくても形になる。
これは
技術の差というより
考え方の差です!
カットだけで限界はある?
正直に言います。
✔ カットで良くなるクセ
✔ カット+ケアで良くなるクセ
✔ 矯正やストレートが必要なクセ
これは人によって違います。
でも、
「最初から矯正ありき」は違う。
まずは
「クセを活かすカット」をやった上で
必要なら次の選択肢を考える。
それが
髪を大切にするということです。
hair salon MONMA が大切にしていること
MONMAでは
✔ クセを否定しない
✔ クセを活かす可能性を探す
✔ 毎日の再現性を一番大事にする
「クセ毛だから無理」
ではなく
「このクセ、どう活かそうか?」
そんな視点で
一人一人の髪と向き合っています。
最後に
クセ毛は
扱いづらい髪質ではありません。
扱いづらくしているのは
ほとんどの場合
「クセを理解していないカット」です。
もし今、
広がる まとまらない クセが嫌い
そう感じているなら、
一度カットの視点を変えてみてください。
クセは
あなたの髪の「個性」です。
それを活かせるかどうかは、
カット次第。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
このブログは、日々お客様と向き合う中で感じたことや、現場で積み重ねてきた経験をそのまま言葉にしています。
「クセ毛で悩んでいる誰かのヒントになれば」
そんな想いで書いています。
これからも、髪と真剣に向き合う記事を届けていきますので、また読んでいただけたら嬉しいです。
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